健康面でリスクの高い高齢者に保険に加入させ、保険会社はやっていけるのだろうか。何かごまかしがあるのではと考えてしまう。
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入院保険によく似た保険として、最近宣伝でよく見かけるのが高齢者向けの保険です。確かに日本はこれから少子高齢化の時代になって来ており、このような老齢者向け商品の要望は大きくなっていると思われる。高齢であっても医師の告知書なしで入れるものや、80歳まで入れる医療保険など、高齢者にとってはありがたい保障内容の保険がいっぱいです。
これらの保険というのは、実際のところどうなのでしょうか。というのは、高齢者は健康面でのリスクが高く、保険を何度も使われる可能性が大きく商売が成り立たないのではないかと考えるのが普通でしょう。
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ここではアリコジャパンの「いっしょうおまかせ入院保険」を例として考えてみます。これは終身保険ということで、70歳まで加入することができ、保険期間については亡くなるか自分でやめるか以外はずっと続きます。入院保障については災害入院で入院日数60日まで日額1万円、生活習慣病の入院であれば日額1万円が180日まで、疾病入院だと日額1万円が60日まで保障されます。また、手術を受ける際には10万円を上限に保険金が支払われます。そして健康ボーナスということで、10年間保険を使うことが無ければ10年に1回10万円のボーナスが支払われます。
それではこの保険について考えてみましょう。保障内容については他の保険と比べても充分充実しているほうです。保障内容が若い人に対するものと同じで、保険会社はやっていけるのでしょうか?そこで、この保険料を見てみるとからくりがわかってきます。60歳男性が加入した場合の保険料は月額10160円、70歳だと14490円になります。やはり高齢者向けの入院保険でなければ数千円という保険料ですから、統計的に保険が使われる可能性等計算した結果若い人の数倍の保険料が設定されているわけです。保険会社は損しないように計算されているわけです。
リスクが高いことは当然保険料に反映されて当然です。この入院保険に入っていなければ入院した際にもっと大きな負担がかかることが分かっていますし、老齢者は必ずといっていいほど医者の世話になることも分かっています。必ずといっていいほど役に立つ保険ですから、決して高すぎる金額でもないでしょう。以前は、老齢者は保険に入りにくかったことを考えると、ありがたい時代になったと思います。
アリコの老齢者保険の健康ボーナスですが、10年間保険を使うことがない健康な人は非常に少ないですから、ほとんどもらう人はいないでしょう。老齢者がこのボーナスをもらう可能性は低いのですが、これもありがたい制度と見るべきと思います。